こんな症状でお悩みではありませんか?
豊岡市・養父市・朝来市から【顎関節症】で多数来院
顎関節症
■顎関節症ってどんな症状?
顎関節症とは、顎に痛みが生じたり、口が開けづらい、口を開くときに耳の付け根辺り(咬筋)で「カクッ」「ゴリッ」といった不快な音が鳴る、というのが主な症状です。
そのため、硬い食べ物を噛めない、大きな食べ物を食べられない、また、顎の音がうっとうしいというようなストレスを感じる方が多いです。
顎の関節の中には、上手に動かすための関節円板というものがあります。
これがずれている場合には、顎を動かすと引っかかるような音がしたり、顎関節を構成する骨の変形によってこすれ合うような音がしたりします。
さらに症状が悪化すると、口を開けようとしなくても顎関節や、頬やこめかみなどの顎を動かす筋肉が痛んだり、口が開かなくなったりします。
さらに進行していくと、腕や指のしびれ、めまい、片頭痛、首や肩、背中の痛み、腰痛、肩凝りなどのほか、目、耳、鼻、歯、舌などに不快感や違和感を覚えるようになり、自律神経系に負担を掛け、派生した自律神経失調症の根源となることもあります。
ですので、顎は頭蓋骨に近い部位でもあり、甘く見てはいけない場所と覚えておいてください。
■顎関節症の主な原因は「頭蓋骨を含むバランス」
顎関節症の問題は痛い部分だけが問題ではありません。
下記のすべてが密接に絡み合って痛みを作り出します。
- 顎の関節・筋肉の問題
- 顎を収める頭蓋骨の問題
- 頭蓋骨を支える頸椎(背骨)・骨盤の問題
- 生活習慣の問題
等が挙げられます。
パターン ① 顎の関節・筋肉の問題
こちらは主に使いすぎによる事が多いので、問題となっている筋肉をほぐしたり、鍼や電気療法を使用することにより、関節の負担が少なくなります。
パターン ② 顎を収める頭蓋骨の問題
顎は頭蓋骨のパーツの一部です。頭蓋骨は23個の骨で構成されています。
その中でも顎は上顎骨と下顎骨にあたり、下顎骨は頭蓋骨に垂れ下がる様に関節しています。
イメージとして、下あごを頭蓋骨に収納するのですが、頭蓋骨が歪んでいると、収納スペースが狭く、中でこすれたり、衝突したりを繰返します。その結果、痛みが発生することがあります。
パターン ③ 頸椎・背骨・骨盤の問題
近年、スマホやパソコン仕事などが増え、現代人の多くが抱える問題の一つとなっています。
では、なぜ顎関節に影響が出るのでしょうか?
例えば、座っているときの一番の土台は骨盤になります。その骨盤が歪んでいると、背骨を伝って、視線が左右の高さで違ってきます。そうすると、人間は補正作用と言って、自分自身で体の状態を真直ぐにしようと肘をついたり、頬づえをついたりして問題を解消します。
しかし、それが長く続くと結果として頭蓋骨の状態も歪んできます。
その積み重ねが痛みを作ってしまうので、ただの顎の痛みだけではない状態です。
パターン ④ 生活習慣の問題
例えば、夜寝ている際に歯ぎしりをする、知らない間に歯を食いしばっていた、ご飯を食べていると片方だけでかむことが多かった、など自分が意識せずに行う動作に問題があることもあります。
これは、自分で意識することも大事なのですが、その多くがストレスから派生してきます。
今、皆さんが嫌なことを思い浮かべると、知らずに肩がすくんでしまったり、首を回したり、ため息をついたりしたい、そんな経験があると思います。
脳と顎は距離的にも近いですし、手足とは違い、背骨を介すことなく、ダイレクトに脳神経から顎の筋肉に伝わっています。
ですので、ちょっとした感情の変化、環境の変化、ストレスが顎に伝わってくるのです。
それが積み重なることで、痛みを作ります。
■顎関節症の治療
一般的な顎関節の治療としては、以下のようになっています。
- 痛み止めで様子をみる
- マウスピースでの矯正
- 開口訓練
- 噛み合わせの矯正
- 外科的手術
確かに一時的な痛みや状態は改善するかもしれませんが、先ほどのパターンの様に顎の関節・筋肉だけが問題でないこともあります。
つまり、シッカリと根本的に治すには、それ以外の部分も見ていかなければなりません。
つまり、
- 骨盤・姿勢を治す
- 頭蓋骨の位置を整える
- 顎関節とその周囲の筋肉を緩める
- ストレスを減らす
です。
これらがしっかりとただせることで、結果的に顎の負担が減り、痛みが無くなります。
もちろん、日常の生活指導も規則正しくすることで改善の道が開きやすくなることは間違いないです。
ですので、患者様と、はま鍼灸整骨院スタッフが二人三脚となって一緒に治していきましょう☆