ブログ

朝来市から来院された四十肩の患者さん

2020/02/18

肩があがらないっ!!これって四十肩?

肩だけが原因でない、肩の痛さ。

■肩がいつの間にか上がらなくなっていませんか?

通常、正常な状態の方はあげていくと、耳を通り越して真上よりももう少し後ろまで上がります。

皆さんも両手をバンザイしてみてください。

どうでしょうか、耳の後ろ、もしくは耳の横まで上がってきてませんか?

もしそこまであがらない、もしくは痛みを感じる方は肩関節の可動域に制限がかかっている状態と言えます。

 

■朝来市から来院された40代女性のばあい

この方は、子育てと仕事に追われ、疲労は感じる者の、痛いと思ったことが無かったそうです。中々自分の事にかまっている余裕もなく、一生懸命になっていたらどんどん痛みが増して、夜も寝れないくらいに肩が痛くなっていたそうです。

最初は痛み止めと湿布、そして、それだけでは引かないので病院で注射をしてもらったそうです。

それでも中々痛みは引かずにどんどんと増してくるので、何とかしてほしいと、来院されました。

 

■四十肩「肩関節周囲炎」の原因は?

一般に四十肩、五十肩と言われているものの、正式な病名は「肩関節周囲炎」と言います。

その名の様に、肩の周りの筋肉が炎症をおこし、動かすと痛いのでどんどんと固まっていきます。

これをほっておくと、「石灰化」といって、筋肉の中にカルシウムが溜まり、固くなり、また、周りの組織とゆちゃくしてしまい、どんどんと動かなくなってしまいます。

そして、放っておいて痛みが引いたころには、関節が固まってしまい、動かしたくても動かなくなってしまうのです。

 

■どうやって治すの?

まずは、なぜ痛くなったか?を解決していきます。

それは当院では歪みだと考えています。

普段の生活動作や癖のある動作により、過度に負担が強いられた結果炎症が発生するということです。

ですので、炎症を引かせるお薬ではなく、炎症を起こさないように、身体を戻していかなければなりません。

当院では根本的な歪みをとり、そして、固まった筋肉を柔らかくして可動域を増やしていきます。

夜間痛の原因は寝ているときに重力に引っ張られることと、血行不良が重なっておきますので、その引っ張り合いになっている筋肉にアプローチすることによってしっかりと改善していきます。